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Channel: 仁ちゃん家 ~ガンプラ作りたい建築系サラリーマンの部屋~
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MGガンダムVer2.0製作その4 フレーム組立~外装表面処理

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MGガンダムVer2.0の進捗をアップします。
と言ってもホント全然進んでませんが。。。

まず、前回まででシルバーのドライブラシをかけたフレームパーツを
再度組み立てて記念撮影しました。
フレームの細かい塗り分けはサボってますので、
全身黒サフにシルバーのドライブラシのみです。






続いて外装パーツ達ですが、
今回はゲート跡の処理、パーティングラインの処理、
バンダイエッジの処理、それと広い面のヒケ処理程度としています。
これでもだいぶ手を抜いたつもりですが、
それでもけっこう処理に手がかかって大変だったので、
今後はもっと手を抜こうと思います。
ヒケ処理とかもうしなくていいんじゃね??と思ってます。
ホント、ヤスリがけは退屈でシンドイのです。
特にMGだとパーツ数が多いですし。
あと筋彫りもそのままでいじってません。
既存のモールドを彫り直すくらいしようかとも思いましたが、
それも面倒なのでそのままです。
墨入れが上手くいくか分かりませんがw

写真は組んだパーツをバラしながら表面処理している途中写真です。


で、一通り処理をしたら、超音波洗浄機で洗浄します。
ちょっと中性洗剤を混ぜてキレイキレイします。
乾かし途中の写真がこちら。


これでやっと塗装工程に進めます。
今回は初めての塗装表現に挑戦するつもりなので、
ちょっと実験しながらというか、手探りな感じの塗装です。
上手くいくか分かりませんが。
まぁ別に大したことするわけじゃないですがねw

ではまた。

MGガンダムVer2.0製作その5 ファレホで基本塗装

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えー、無事に先日、建物の竣工引渡しが完了しました。
パチパチパチパチ。
まだしばらく関連の仕事が残っていますが、
とりあえずホッと一息、ひと安心といったところです。

以前にこのMGガンダムVer2.0の製作記の初期に書きましたが、
このキットは今回のお客様にプレゼントする用に作成しています。
お客様の会社のイメージカラーで塗装してお渡しする予定です。
予定というか、引渡しは3/31だったので、実は既に完成して無事にこのガンダムも引き渡せました。
最後は仕事も大詰めでなかなか作る時間が取れずで、
結局最終日に徹夜してなんとか無理矢理完成にこぎ着けたというw
いやーホントにギリギリでしたww

なので正直、もっと拘りたかった部分もあったのですが、
締切が一番大切ですから、なんとか完成させたという感じです。
でもお客様には非常に喜んでいただけました。
今会社のカウンターに飾っていただけているようですw

このブログも更新する余裕がなかったので、
ちょっと時を遡って製作記をおさらいしたいと思います。
とは言っても最後の仕上げ工程は写真撮る時間もなかったので、
かなり雑な製作記になってしまうと思いますがw

というワケで、前回の製作記で表面処理して洗浄したところまで紹介したので、
今回はファレホでの基本塗装の紹介です。
このキットでちょっと新しく挑戦したい汚し表現があったので、
それを実践するために塗装方法も実験的な試みを行っています。
上手くいったかどうかは完成後のお楽しみで。。。



では紹介していきましょー。
まずは洗浄したパーツたちを串を付けて塗装の準備。


最初に黒のサーフェイサーを吹いていきます。
いつもは調色したグレーのサフで下地を塗ることが多いのですが、
今回はワケあって黒サフで下地を作ります。
サフもファレホのサーフェイサープライマーです。




次に2層目としてシルバーを塗ります。
まぁ正確にはファレホのメタルカラーのクロームですが。
今回はこの黒、シルバーの下地2層が仕上げのポイントになる予定です。
あと黒サフもメタルカラーも隠ぺい力が高いので、
色替えの際の下地色の統一もしやすく、
塗膜も薄くて済むという利点もあって使っています。








その上に3層目として仕上げの色を吹いていきます。
シルバーはもっとガンメタルなどの濃い色にしようとも考えましたが、
仕上げの色の発色も考えてクロームとしました。
2層目はシルバーで白に近い色合いなので、
仕上げの色の隠ぺい力が低くてもそれなりに綺麗に発色してくれるだろうと踏んだのです。








こんな感じで3層に分けて塗装を進めていきます。
もうフレームは完成しているうえに、
アニメ寄りのMGガンダムVer2.0でシンプルなデザインとはいえ、
さすがMGだけあってパーツ量が結構あります。
この工程を2回に分けて繰り返しました。








こんな感じで基本のエアブラシ塗装は完了です。





とりあえず今回の記事はここまでー。
つづきはまた近いうちに。

ではまた。

MGガンダムVer2.0製作その6 塗装キズ表現で試行錯誤

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近いうちに、、、と言いつつやはり時間が空きましたw
土日は連休でしたが、なんだかんだで模型活動はほぼやってませんw
やはりまだ子供が小さいし、嫁さん任せばっかりというワケにもいかないですからね。
模型活動はやはり平日の深夜が一番捗りますw



で、今回は基本塗装が終わったあとのウェザリングについて少々。。。
今まではファレホでエアブラシ塗装した上に、
一度ツヤありのグロスバーニッシュを吹いて塗膜を保護して、
墨入れと水転写デカール貼りを行って、
その上にツヤ消しのマットバーニッシュを吹いて再度保護して、
そのツヤ消し面にドライブラシやチッピング、ウォッシングなどのウェザリングを施していました。

が、ドライブラシでもそこそこ良い質感は出せているとは思うんですが、
もっと実際に塗装が剥がれたような傷の表現が出来ないかと考えていました。
ネットで検索すると、「シリコーンバリア」とか「ケープ剥がし」とか色々出てきますが、
それも手間だしファレホとの相性も良く分からないし、、、
というところで、今回の実験である、実際に塗膜を削って下地を露出させようという考えに至りました。
まぁ、削ったら下地の色が出てくるのは当然なので、別に新しい発見でもなんでもないですが。。。

前回のおさらいですが、
まず塗装の下地として、黒サーフェイサーを1層目に吹いています。
その上にメタルカラーのクロームを吹いてシルバーの2層目を作っています。
さらに基本塗装色の各色を吹いて発色させて3層目の外装パーツの色としています。
イメージとしては、鉄骨造で例えるならば黒サフが母材自体の色、
シルバーが溶融亜鉛メッキ、基本色が仕上げ塗装の色って感じです。
なので狙いとしては、ヤスリ各種を使って3層目の基本色を削り、
その下のメッキ層が露出していたり、もっとキズが深い所は母材の色が露出している、、、
そんなイメージでダメージ表現できればなと思っています。

前置きが長くなりましたが、実際にやった実験写真を載せてみます。
ついでに塗装した、ユニコーンガンダムの余りパーツを使って練習です。
このパーツも同じように3層構造の塗装で仕上げています。


まずは金属ヤスリでエッジを中心に攻めてみました。

おふぅ、、、ヤスリが強すぎて一気にプラの下地まで露出しちまったぜ。。。
シルバーと黒を一気に削って元々のパーツの白が見えちゃってます。
こいつはちょっとやりすぎなので失敗です。

次に板ヤスリでやってみます。

こ、これは、、、なんて微妙なんだ。。。
平面出しに特化したようなヤスリなので、曲面には不向きですね、どう見ても。
ただ、1000番の細かい番手でやったので、塗膜がちゃんと層になって削れてるのが分かります。
白いのが見える所はやりすぎですが、こういう風に見えるのが狙いではあります。
うん、なんか良い感じにできそうかも!

次はスポンジヤスリ各種でやってみます。

うーーーん、、、まぁ正直デキは微妙ですね。。。
局所的に削ることもできるので良いのですが、
エッジ部分にどうしても多くヤスリが当たってしまうので、
当然エッジ部分は塗膜も薄いですからすぐに下地のプラの色まで露出しちゃいます。
この辺の力加減が非常に難しいところですかね。。。
そしてこの表現がリアルかと言うと、極めて微妙だと言わざるを得ないのですがw
まぁ練習ですからね。どんなくらいの力でヤスればどのくらい削れるかってのも大体分かったので。
無駄に塗膜を厚塗りすると他の所に弊害も出ますから、
なるべく慎重に削って控えめな表現くらいがちょうどいいし、リアルっぽい気がします(←自己正当化

ちなみにカッターナイフの刃で傷つけたりもしてみました。



これはホントに微妙すぎて良く分からないw
まぁこういう表現もありかもしれませんが、ちょっと地味過ぎますね。

以上、実験終了!w

あとは実際のガンダムのパーツでぶっつけ本番です。
ホントはもうちょい色々練習したかったのですが、
プレゼントする関係上、もうそんな時間がなくてですね・・・w
とにかく今回はこのウェザリング方法で仕上げをやるしかねぇ!というワケです。
いや、まぁ無理に別に汚さなくてもいいんですけどね。
しかも人様にお渡しするものだし。
でも汚さなかったらただの色替え完成品で私の個性とかなんもないですから、
まぁウェザリングは最悪失敗してもなんとかごまかせるだろーくらいの気持ちで仕上げますよ!


というところで今回は以上です。
大して上手くも行ってない内容を記事にするのもどうかと思いましたが。。。
本番はもうちょっと上手くやりますよ!(できるといいなぁ、、、)

ではまた。

MGガンダムVer2.0製作その7 いきなり完成直前

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前回のあまり上手く行かなかった塗装キズ表現はひとまず置いておいて。。。

以前の記事でも書いた通り、今回のガンダムはお客様にプレゼントする用で、
引き渡す日付が決まっていたので最後は猛スピードでとにかく完成させること前提で仕上げました。
なので、言い訳がましく言うと、もっと拘りたい部分は色々とありましたが、
そういう所は泣く泣く我慢して、自分の腕の未熟さを嘆きながら完成させました。
本当はもっと汚しを何段階も分けて入れて深みを出したかったのですが、
ドライブラシやチッピングをする時間もなかったので、
イマイチ未成熟な塗装削りキズ表現と、軽いウォッシングのみの汚しとなってしまいました。
大いに反省ですね。。。
しかし締切があるというのは良い面もあります。
最後の日は徹夜して仕上げましたが、
こんなに頑張れるんなら月間2体くらい仕上げられるんじゃないかと思ったりw
やはり期日というか、この日までに完成させる!という目標はあった方が良い気がします。

まぁ言い訳はこのくらいにして。。。

ということで、最後は突貫で無理やり仕上げたので途中写真が全然ありませんw
いつもはやる保護のトップコートもやらずに一気に墨入れ、デカール、
ちゃんと乾燥したか分からないけど、そのまま勢いで塗膜をヤスって塗装キズ表現をしながらウォッシング、
組み立ててから部位毎にまとめて一気にツヤ消しマットバーニッシュで仕上げて完成。
あ、あとメタルパーツ入れたりUVジェルクリアをクリアパーツ部分に使ってみたり、
アクセントにレッドポイントの極小シールを貼ったりしています。


かなり手順を省いたりしましたが、最終的にはなんとか人様にお渡しできる仕上がりにはなったかと思います。
次回に完成写真をまとめてアップしたいと思います。

今回は短いですが、以上で。

ではまた。

MGガンダムVer2.0完成

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MGガンダムVer2.0完成しました!パチパチパチパチ!

前回までの記事で何度も書いていますが、
今回の作品は仕事のお客様にプレゼントする用に製作しました。
もうすでにお客様にお渡ししてしまっています。
別にガンダムに詳しい方という訳ではないのですが、
仕事をご一緒した記念に、ということでプレゼントしました。
人様にプレゼントするのは初めてでしたが、
とりあえず喜んでいただけたようなので良かったです。

ちなみに今回のこの緑と赤のカラーリングは、
お客様の会社でイメージカラーのように使われている色を選んだものです。
また、シールドのローマ字はこの物件に携わった会社の略称を意味し、
漢字はお客様の会社名から一文字拝借したものです。
同じくシールドの数字の羅列はこの物件のお引渡し日です。
ということで、お客様の会社専用の仕様という意味合いで仕上げています。
なのであんまりガンダムっぽくないカラーリングと、
関係者以外はなんのことやら分からないシールドの文字の羅列になっています。

新築物件の竣工記念にプレゼントするのに、
塗装キズやらのウェザリング仕様で果たして良いものか、、、
なんてことももちろん悩みましたがw
でもそもそもカッコよく改造なんてできないし、
プレーンな形状のいわゆる「ガンダム」の方が分かりやすいだろうし、
そうなると汚しくらいしか自分の個性を出せないので、
結果汚してプレゼントするに至りました。

前回の記事でも書きましたが、
時間があればホントはもっと丁寧に汚しを入れたかったのですが、
それが間に合うように製作を進められなかった自分が悪いので、
そこは多いに反省です。。。
でもでも!良い具合に使用感のある巨大な金属ロボット感は出せたかなと思います。



あ、あと、今回の完成写真はサイズが大きいです。
もしかしたら大きすぎてちょっと見づらいかもしれません。
そしてメッチャ粗が目立つかもしれませんwイヤーン。

というのも、デジイチで撮影したデータをブログに取り込むのですが、
いつも画質が落ちすぎて荒くなっちゃってものすごい不満だったんですね。
それもそのはず、元データの容量が3MB以上あるのに対して、
ブログに写真を取り込んだ時点で100〜300KB程度まで、
勝手に超絶圧縮されてしまうんです。
1/100以下に圧縮ですよ!?そりゃ不鮮明にもなるわって感じです。
写真のオリジナルサイズでアップしてもダメなんです。
これはもうgooブログの仕様だから仕方ない点なのですが、
写真をメインにしたいブログとしてはなんとも残念な思いでした。
せっかくデジイチで鮮明に撮影した写真も、
ブログに載せるとなんかボヤけてイマイチな写真になっちゃうんです。
ホントにどうしようもないんですよ。。。
いろいろな方が改善を求めて運営に意見を言ってくれていますがね。。。

ところが、いろいろと調べていたら、写真データの元の画質を落とさずに、
鮮明な写真をアップする方法を見つけたんです。
今回はトップ写真以外はその方法でアップしています。
なので今までとは比較にならないほど、
クッキリハッキリとした写真を載せることができていますが、
オリジナルサイズのままじゃないとやはり圧縮されてしまう仕様なので、
ちょっと写真が大きすぎて特にPCで見ていただいている方は、
もしかしたら見づらいかもしれません。。。
でも鮮明な写真を載せられる方が私は嬉しいので、
少なくとも完成写真だけはこの仕様でアップしていこうと思います。
その分粗い部分もよりハッキリ見えちゃいますけど!
そこは大きな心で許してやってください!
塗面が荒かったり、ホコリが付いたままになってても、
笑って許してやってくだせぇ。。。

あとデータが重くて表示されるまで時間がかかる可能性もありますが、ご了承ください。。。
→やはり重たすぎて表示にやたらと時間がかかるので、少し画像サイズを小さくしました。
 1枚1MBくらいの容量にしています。



ということで、ムダに前置きが長くなりましたが、、、
完成写真の紹介いきます。

まずは正面から。
汚しは控えめすぎてあまり目立ちませんな。


塗装キズ表現は以前の記事で紹介したとおり、
実際に塗膜をヤスリで削って下地のシルバーやブラックを露出させてます。


なので、やり過ぎると元の成形色のプラが出てきます。
胸のところの青く見えるとこなんかはやり過ぎた箇所ですw
まぁ、それはそれで表現としては「アリ」かなともおもってます。


エッジや、可動したら擦れるんだろうなという箇所を強めにキズつけます。


膝小僧はかなり擦りむきましたw
でもここのキズが、表現したかった複層塗膜が段階的に露出している、
というのをもっとも上手く出来てるんじゃないかなと思ってます。
ちょっとやり過ぎですけど、アクセントです。


関節の丸い部分なんかはもっとメタリック感のある仕上がりにしようと思って、
メタルカラーのガンメタリックを使ってアクセントにしたかったのですが、
最後に横着して組み上げた状態で一気にツヤ消しを吹いたら、
ただのグレーみたいになっちゃいました。。。反省です。


分かりづらいですが、ツインアイや頭部のメインカメラ部分なんかは、
キット付属のシールを貼ったあとにUVクリアジェルを盛ってクリアパーツっぽくしてます。
シール貼りっぱなしよりテカテカして光をより拾うようになります。
今回初めて使ってみましたが、取扱いは簡単だし質感も面白くなるので、
クリアパーツ部やセンサー部分に使ってみると良いと思います。


シールドの大判デカールは慎重に慎重に。。。
ツヤ消しで少しミスってちょっとザラザラになっちゃいました。。。げふぅ。


コーションデカールなどは背面に多めに貼り付けました。
外装が緑とグレーがメインなので、オレンジ系のコーションをメインで使いました。


シールドの裏側はジャーマングレーで塗り分け。


足元廻りは他よりキツめに塗装キズを入れたつもりでしたが、
全体で見るとそうでもないですねw
もう少し大げさに入れてもよかったかもしれません。
やはりドライブラシやチッピングも併用すべきですね。


右のふくらはぎにも会社名のアルファベットを貼付け。


各所のレッドポイントは、前回と同様にハセガワのフィニッシュシートを使っています。
極小サイズに細切れにしてピンセットでチマチマと貼っていくスタイルです。
貼るタイミングは迷いましたが、ツヤ消し前に貼っています。
プラチップや塗装で表現するより簡単で失敗もなく、
発色も良いので気に入っています。
あー、アップで見るとナナメってるなぁー。。。


肩のEFSFマークやRX-78のペガサスマークなどは入れるか迷いましたが、
ガンダムの世界観も大切にしたいと思って貼りました。
渡された方は何のことやらサッパリだと思いますがw


前述の連邦のデカールはプレバンのガンダムデカールデラックスから使用、
その他のデカールは主にハイキューパーツなどから選別して貼ってます。
全て水転写式のデカールです。


今回はデカールは控えめにしようと決めていたのですが、
それでも100枚近く貼っていると思います。
オレンジ系のコーションが主張しすぎずな感じでけっこうお気に入りです。





パチ組状態の写真も比較用に置いておきます。
元のキットの形状は全くいじっていません。
このMGガンダムVer2.0は素晴らしいキットだと思います。
アニメ寄りのスタイルとディテールなので、好き嫌いが分かれると思いますが、
私はVer3.0よりも断然Ver2.0の方が好きですね。





つづいてフレームのみの状態です。
フレームは黒サフで全塗装、そのあとシルバーで派手目にドライブラシをかけてます。
外装はシンプルなデザインですが、中身はギッシリとメカが詰まってる感じです。





そしてめでたく完成!
アオリで少し逆光なアングルで撮影してます。



いやー、自分で言うのもなんですが、渋いですw
渋い仕上がりですw
今回は新しい試みで塗装キズ表現のウェザリングに挑戦してみましたが、
結論としては一定の成果は得られたかなと思っています。
ただやはりこの表現単発では少し弱いので、
ドライブラシやチッピングを併用して複合的な汚し表現をできるとなお良しですかね。
今回は締切があった関係で、最後のウェザリングに時間を割けなかったのですが、
次回はそこら辺の反省を踏まえてウェザリングに再挑戦したいと思います。


最後に使用した塗料を紹介しておきます。
今回も使用したのはもちろんファレホです。
ファレホといってもいろんなシリーズがあるので、
それも分かるように明記しておきます。

向かって左側から、
・メカプライマー(サーフェイサー)ブラック:フレーム全身と、外装パーツ全ての下地に使用
・メタルカラー クローム:外装パーツの黒サフの上に吹いて仕上げ色の下地に使用
・メタルカラー ガンメタリックグレー:関節の丸い部分などに使用
・ゲームエアー コールドグレー:外装のグレー部分に使用
・メタルカラー ダークレッド:外装の赤部分に使用
・ゲームエアー シックグリーン:外装の濃い緑に使用
・メカカラー グリーンブルー:外装の薄い緑に使用
・メカカラー ダークグレーグリーン:バックパックやビームライフルに使用
その他、墨入れとウォッシングにエナメル塗料を少々。
最後のトップコートはファレホのツヤ消しマットバーニッシュです。
今回はシンプルなキットだったので使った色数も少なかったですね。




以上です。
長文となってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。


ではまた。

MGガンダムVer2.0完成 補足

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先日のMGガンダムVer2.0についての補足です。

お客様へのプレゼント用に製作したのはもう何度も書きましたが、
ただ完成品だけむき出しで渡されても困るでしょうから、
ちゃんとディスプレイケースに入れてお渡ししましたよ。

使ったのはwaveの背面ミラー付きディスプレイケースです。
物件名は伏せますが、竣工記念の文字をテプラで貼りました。
それっぽい感じが出てるかと。

ケースに入れても当然ガンダムは動いてしまうので、
今回は足裏にガチャピタを付けて固定しています。
最初はネオジム磁石を仕込もうと考えていたのですが、
時間の関係でそこまで細工できずアウト。
ガチャピタはお手軽でそれなりの強度が出るので使いやすいです。
付けすぎるとはみ出してちょっと汚くなるので注意が必要ですが。。。

それからオマケで写真集も作りました。
と言ってもブログに載せた写真をA4普通紙で印刷して、
A4のクリアポケットファイルに入れただけですけどね。
最初にキット付属の取説、素組み写真、フレーム状態の写真、完成写真と、
順を追って見てもらえるようにしました。

これでガンプラに詳しくない方でも、
元々どんなキットで、塗装してこうなったんだ、というのが分かるかと。
もうちょっと丁寧に作れれば良かったのですが、
こちらも制限時間ギリギリであえなくタイムアウト。

でも写真を打ち出して冊子にするとなんだかテンション上がります。
編集して写真光沢紙で印刷して製本して、、、とまで本格的にやらなくても、
普通紙で印刷してクリアファイルに入れるだけでも、
なんだか「作品を作り上げた!」という実感が沸きます。
けっこう楽しいですよ。
過去の作品も写真撮り直して印刷して本棚に閉まっておこうかなーと思ってたり。


今回のネタはこれだけです。
最近は早く帰れているのですが、
その分子供の相手したり、いっぱい寝ちゃったりで、
結局ガンプラほとんど進まないっっww

次回作も早く仕上げたいなー。。。


ではまた。

HGUCガーベラテトラ 素組み紹介

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4月は仕事が比較的早く終われて帰れているのですが、
早く帰ったら帰ったで、子供と遊んだり嫁の話相手になったりで、
で結局一緒に寝ちゃうというパターンが多すぎて、
あれ?早く帰ってるのに全然ガンプラの製作ペース変わらねぇww
それどころか夜更かししてないからむしろ進みが遅いくらいww
なんて状態であります。
まぁ睡眠時間は普段の倍くらい取ってるので健康的なんですが。。。
もっとガンプラ量産したいとは思ってますが、
まぁ仕方がないないですね。
マイペースでチンタラいきましょう。



ということで(?)
今回の記事はHGUCガーベラテトラの素組みを紹介します。
先日仮組みしたものです。
私は0083もすごく好きでして、
ガーベラテトラはその特徴的で異形なフォルムもカッコいいし、
その出自やら設定やらがすごく興味深くて好きです。
詳しい説明は面倒なので省きますがw
ちなみに設定では元となるMSのガンダムGP04ガーベラ、
これがもうホント好きです。
メチャメチャカッコいいです。
まぁキット持ってるのでそのうち仕上げますがね!
今回はとりあえずガーベラテトラの紹介です。

まず箱絵がこちら。


説明書と中身をチラリと。


ちなみに、頭部を組み立ててたらいきなりアンテナ折れました。。。
おいおいおい。。。
まぁどうせもっとシャープなものに置き換えるからいいけどね!


もうあとは写真羅列しますのでご覧くださいw






































背面の巨大なシュツルムブースターとプロペラントタンクがやはり大きな特徴ですね。
バーニア類も多くて、ぶっ飛んでいきそうなデザインです。
いろいろと細かい部分で気になる箇所があるので、
各部シャープにして仕上げてあげたいですね。


簡単ですが今回は以上です。


ではまた。

HGUCバーザム素組み紹介

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前回につづき今回もHGUCキットの素組み紹介です。
今回はバーザムです。

いやーこいつはすごいキットですよー。
発売当初から評価高かったのは知ってましたが、
自分で組んでみると感動しましたよマジで。
プロポーション、色分け、組みやすさ、ディテール、、、
これが1500円くらいで買えるんだからすごいですよ。

私はガシガシ動かしたいとは微塵も思わないタイプなので、
関節の可動範囲とかホントどうでもいいのですがw
ちゃんとかっこよく立てれば良いんです個人的には。
にしても、バーザムのかっこ良い素立ちとはこれいかに!?ですよw
ちょっと人型を外した異形のプロポーションなので、
いやバーザムはこれが正解なのですが、
かっこ良く立たせるのってちょっと難しいですね。。。

まぁそれは置いておいて、、、
チラ見えするフレーム部分もしっかり作られていて、
素組みするだけでかっこいいバーザムが出来上がります。
発売当時(2017年)は、まさかバーザムがHGUCでキット化されるとは、、、
という感じでしたが、納得の出来です。
関節などのグレー部分はKPSなる軟プラなのでそこが唯一不安ですが。
まだKPSにちゃんと塗装したことないんですよねー。
表面処理もやりにくいって聞くし、
それだけが不安事項ですが、最近のキットはKPSが多いんですかねー?
その辺もよく分かってませんw



また前置きが無駄に長くなりました。
紹介写真を載せておきます。
面倒なので解説は特に無しでwサクッといきましょう。









































股間のアレはなんなのか、、、と何度も議論になっているそうですが、
HGUCのキットではエネルギーケーブルかなんかの接続口の設定になっているようですね。
右手のビームライフルも他に類を見ない独特な形状ですし、
全体的に特殊なフォルムのバーザムでした。

この子も細部のブラッシュアップをして、
配色変え程度でサクっと完成させたいです。

簡単ですが今回は以上です。


ではまた。

FRS仮面ライダーWSJ製作その1 ファレホの愚痴と、表面処理、穴埋め、黒サフ

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フィギュアライズスタンダード 仮面ライダーW サイクロンジョーカー
が正式な呼び名なのですが、、、
非常に長くて面倒なので、FRS仮面ライダーWSJと表記します。

ガンプラではありませんが、このキットもバンダイのプラモです。
フィギュアライズスタンダードシリーズは仮面ライダーやウルトラマンもあります。
私は仮面ライダーも好きなので以前にこのキットの素組み紹介もしましたが、
今回はこのキットを使ってファレホの塗装の練習をしたいと思います。

というのも、ファレホはメタリック系のいわゆるキャンディ塗装が、
果たしてできるのか?できないのか!?の検証をしたいと思ったからです。
まぁ塗装サンプルも作りましたよ、もちろん。
それはまた別の記事で紹介しますが。
で、なんだかいけそうな気がする~な感じがしたので(ホントはここで思いとどまるべきだった)、
今回チャレンジしてみようと思ったわけです。

でもまぁ正直に言うとですね、、、
なんか全然上手く行かなくてだいぶテンション下ってますよ。。。
なんだよ、ファレホのクリアーカラーって。。。
なんだよこれ意味わかんねーよって感じですww
で、実を言うと、
よくコメントをいただくなにとぞさんの昔のブログ記事で、
ファレホのクリアーカラーのサンプルも紹介されてましてね、
あとで思い出してから見たんですよ、その記事を。。。
最初からちゃんと見ておけばなぁ、、、とかなり後悔しましたね。
あぁやっぱりやめときゃよかったかと。

正直ね、ファレホはキャンディ塗装に向かないと思います。
少なくとも私の知識と力量では。
シルバーはファレホメタルカラーで全然OKだと思いますが、
なにせクリアーカラーがね。。。
ツヤ消しだし、吹き重ねると全然クリアーじゃないし。。。
(だからそれをなにとぞさんのブログをちゃんと見てれば分かったのにw)
その上からグロスバーニッシュを拭いてツヤありにしたって、
結局ただのソリッドカラーのツヤありと大差なくね??って感じです。

水性塗料縛りで行くなら、水性ホビーカラーかアクリジョンのクリアーカラーを使わざるを得ないかと。
もしくは少し妥協してエナメルのクリアーカラーをエアブラシで吹くか。。。
どちらにしてもファレホに比べると匂いはだいぶ出ますね。
アクリジョンも溶剤が普通にものすごい匂うんですよ。
それさえなければもっと使いやすいのになぁ。。。
でも仕上がりの差は歴然だと思います。

ということで、散々文句ばっか言ってますが、
最終的にどう仕上がるのか!?はまだ模索中で分かりませんw
とりあえずファレホで塗装しましたが、
全然気に食わなくてやり直そうかと思っているところですw

でもなにが私の中で一番のポイントかと言うと、
キャンディ塗装はラッカーじゃないとできない!訳じゃない!と確認したいってことです。
そりゃあ塗料の性能としてはラッカー系が優れているのは言わずもがなですし、
模型雑誌やネットで見る素晴らしい塗装作品はやはりラッカー系が主流で大部分を占めています。
キャンディ塗装とかラップ塗装とか、研ぎ出してテカテカツヤツヤにしたりとか、
そういった塗装方法がラッカーでしかできないのか!?
ファレホではできないのか??
まぁそんな訳ではないのかもしれませんが、
でもラッカー塗装での作品に比べると圧倒的に数が少ない、というかほぼないです。


ということで、そんな検証もしつつ、
失敗も記録として晒すのがこのブログのスタイルですので、
とりあえず製作状況を追っていきたいと思います。

まずはキットの肉抜き穴などを埋めていきます。
背中には台座用の穴と、武器の互換性のための穴があります。
どちらも今回はオミットしたいので埋めて平滑にします。


緑の方の穴は台座のピンを刺す用です。
今回は足裏にネオジム磁石を仕込んで固定するつもりなので、
この穴は埋めてしまいます。
裏側からプラ板で裏打ちをして、表からパテで埋めます。




肘と膝の間接部分にはちょっと目立つ肉抜き穴があるのでこれもパテで埋めます。


こんな感じで埋め終わりました。


硬化したら削って形状を整えて整面します。


あとは全パーツのゲート跡のみヤスってキレイにしたら、
超音波洗浄機につっこんで洗浄して乾かします。


大してパーツ数ないだろうから余裕ですぐ仕上がるだろうと思ってましたが、
持ち手を付けてみたら意外とけっこうパーツ数ありましたw






これらに全て黒サーフェイサーを吹き付けます。
今回はツヤありのグロスブラックサーフェイサーを使います。
左半身のジョーカー部分はそれがそのまま仕上げ色、
他の部分はメタルカラーを上塗りするのでその下地色として最適なツヤあり黒です。




サフはしっかり定着するまで十分に乾燥させた方が良いと思います。



とりあえず今回はここまでで。

塗装が上手く行くかどうかはまた次回以降で晒していきます。

ではまた。

FRS仮面ライダーWSJ製作その2 ファレホで塗るがこれではただのグロス塗装だ

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えーと、結論から言うとタイトルの通りです。
結局ファレホのクリアー塗料ではキャンディ塗装にはなり得ないようです。
私の塗り方が悪いのかもしれませんが、
通常のいわゆるキャンディ塗装の手法ではメタリックにはなりませんでした。
画像で伝わるか分かりませんが、紹介していきます。


前回グロスブラックで下地色を塗るところまで行きました。
左半身のジョーカー部分はこの黒で仕上げとしますので終了です。
右半身はグリーンメタリックにするべく、
グロスブラックの上にシルバーを拭きます。




右半身のサイクロン部分はゴールドの差し色があるので、
ゴールドもグロスブラックの上から吹いて仕上げます。




ここまでは良いです。
シルバーも良い感じにしっかり輝いています。
使用したのはファレホメタルカラーのクロームです。

サイクロン部分はメタリックグリーンにしたいので、
このシルバーのメタリックの上にクリアーグリーンを重ねて吹いて、
下地のメタリック感を透過させたままグリーンのフィルターをかけたいのですががが。

ファレホのクリアー塗料はクリアーと言いつつ、なんだか不透明でしかもツヤ消しなんですね。
まぁファレホは基本的にツヤ消しが多いんですが。
とは言っても一層吹いただけではしっかり発色しないので、
クリアーグリーンも3層に分けて吹きました。
1層目は下地のシルバーのメタリック感が出てるけどグリーンが弱すぎ。
2層目吹いてグリーンが発色してくるけど次第にシルバー感が薄れてきます。
3層目はグリーンがしっかり乗るので、ムラにならないようにたっぷりめに吹きます。
するとどうでしょう~。




メ タ リ ッ ク 感 ゼ ロ や な い か ー い ! !


いやー、想像以上にただのツヤ消しグリーンですよ。
これクリアーグリーンか?
下地にシルバー吹いた意味あったのか??
というレベルです。

まぁサンプル作った段階で分かってはいたんですけど、
なんかパーツに吹いてみたら上手く行くじゃないかなーという意味不明の期待がww

ま、まぁまぁ、これに最後グロスコートしたらメタリック感が復活するんじゃないかという、
無駄な淡い期待がこの時点ではまだありますw

ということでグロスのトップコートを拭きます。
グロスバーニッシュではなく、メタルカラー専用?のメタルバーニッシュを使用しました。
まぁ要はグロス(ツヤあり)トップコートなんですけども。
これも2~3層に分けてたっぷりめに吹いてしっかりツヤ感を出します。





はい。これは。。。
ただのグリーンをグロスコートしただけのような。。。
うっすらとシルバーのメタリック感が、透けて、、、見え、ないですよね。。。
見てくださってる方はメタリック感のあるキャンディ塗装に見えていますでしょうか。
私にそう見えないのだから、きっと見えてないでしょうw
ソリッドカラーで塗ってグロスコートしてもたぶん同じような出来栄えだと思います。

やはりファレホではキャンディ塗装はできないのか。。。

実は他にもちょいちょい試したんですが。
例えばクリアーグリーンをメタルバーニッシュで1:1に割って吹いてみたり。
これも結局狙ったメタリック感は出せず。
ツヤも中途半端で良く分からん状態になりました。
シルバーの上にアクリジョンやエナメルのクリアー塗料を拭いてみたりもしました。
これはまぁ、それなりにキャンディっぽくはなりましたが、
やはり匂いの問題が付きまとうし、
もう吹いたら臭いんですよホント。
アクリジョンも結局クリーナーの匂いがきつくてもう。。。
ファレホに慣れちゃうと匂いがダメです。
しかもアクリジョンもエナメルも希釈具合が別々だし、
エアブラシの吹き心地も全く違うし快適なエア圧も違うし。
もういろんな種類の塗料を使うのはホント大変でストレスです。

そういう事情もあり、キャンディ塗装の出来栄えに拘るか、
もう妥協してファレホだけで完結するか、
かーなーり迷いましたが、
とりあえず面倒でストレスなことは極力したくないということを最優先とし、
ファレホのなんちゃってグロス仕上げで妥協することにしましたww

たぶんもうキャンディ塗装っぽいこととか、
全面グロス仕上げみたいなことはしないと思います。
ファレホの特性的にもツヤ消しはホントに綺麗だし、
私の趣味嗜好もツヤ消しが合ってるし、ウェザリングしたいし。
アクセントでシルバーやゴールド、ガンメタなどのメタリック表現はするかと思いますが。

ファレホでキャンディ塗装は諦めます!ww



とは言ってもこのサイクロンジョーカーは仕上げてあげないと可哀そうなので、
この塗装の感じでもう仕上げます。
あとまだ紫部分とか、ベルトの細かい塗り分けとかあるので、
次回その辺を仕上げて、サクサクと完成させてしまいたいと思います。


はぁ、ホント塗装って難しいですねぇ。。。
twitterなんかでバンバン塗装してどんどん完成させている方ばっかり見ますが、
ホントどうなってんのかなって思いますよw
工作もして塗装もして、ホントすごい。

まぁ他人は他人なんで良いんですけども。


ではまた。

FRS仮面ライダーWSJ製作その3 塗り分け、組立、あとファレホはエナメル溶剤で溶けるぞ

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少し期間が空きましたが、サイクロンジョーカーの塗装が完了したので紹介です。
もう完成写真紹介でも良かったんですが、
せっかく写真撮ったのでもったいぶってもうひと記事書きます。

というか、いつも通勤電車の中でブログの記事を書くことが多いのですが、
片道1時間ちょいありますから、その中でブログ記事考えるか、漫画読むか、
Youtube見るか、もしくは疲れて寝てることが多いんですね。
で今連休中になると、当然その通勤時間が無くなるので、
ブログを書くタイミングを失う訳です。
なのでネタはけっこう溜まってるんですが、なかなか更新できないでおります。
まぁ模型の進行ペースはさほど変わってないので良いのですがw



本題に戻って、仮面ライダーWサイクロンジョーカーの塗装が完了しました。
前回の記事でファレホでのキャンディ塗装を諦めたことを書きましたが、
完成を諦めた訳ではないので、ただのグロス塗装になってもちゃんと完成させます。
今回は一部塗り分けが必要な箇所の紹介や、
組み上げる前のテンション上げるための写真紹介などです。

まず塗り分け箇所として、両手両足のブレスレット?的な意匠部分があります。
金色と紫です。
紫はクリアーレッドとクリアーブルーの混色で作りましたが、
もちろんこれもツヤ消しになっちゃうのでただの紫って感じですw


金色はメタルカラーのゴールドをそのまま吹きました。
さらにこのブレスレットには黒い縁取りがあるので塗り分けます。
マスキングしてエアブラシで黒を吹き付けた方が綺麗にできそうですが、
マスキング作業が面倒だし嫌いなので、
エナメル塗料を筆塗りしてはみ出したら拭取るいつもの作戦で行きます。

筆でプルプル震えながら塗り分けます。
紫部分も同様です。
そしてここでひとつ悲劇が起きます。

いつもの私の塗装手順は、
ファレホをエアブラシで基本塗装後、一旦ツヤありのグロスバーニッシュで塗面を保護してから、
水転写デカール貼りやエナメル塗料での墨入れを行い、
その後にツヤ消しのマットバーニッシュを吹くという風にしていました。
ウェザリングをする場合はこの手順のあとに行います。
一旦グロスコートするのは、ファレホが基本的にツヤ消し塗面に仕上がるため、
そのままでは墨入れは滲んで拭き取りにくくなるし、
水転写デカールはシルバリングするおそれがあるためです。
面倒ですがひと手間をかける必要があると思ってやっていました。
が、
今回のブレスレットの金色部分はメタルカラーのゴールドを吹いていて、
ほぼツヤありの塗面だったんですね。
しかもデカール無いし塗り分け程度だからと思ってグロスコートを省きました。
でエナメル黒で縁取りとモールドに若干の墨入れをしました。
当然はみ出します。
エナメル溶剤を綿棒に付けて拭き取ります。
さっと拭取る、ちょっとゴシゴシ拭取る、
あれ、なんかおかしい、目の錯覚か、
金色が薄くなってる気が、、、というか剥げて下地が見え、、、

エ ナ メ ル 溶 剤 で 溶 け と る や な い か い !

はぁ、もう一回金色からやり直しですよ。
次はちゃんとグロスコートしてからエナメルで塗り分けしました。
今回は拭き取っても問題なし。。。
やはり一旦グロスコートは必須のようです。。。
メタルカラーだけかなと思って、他のメカカラーとかもちょっと試しましたが、
エナメル溶剤を付けた綿棒でこするとやはり塗装が剥げます。
うっすらと溶け出した塗料が綿棒に付きます。
これは、、、今までも実はちょっと溶け出したりしちゃってたのかも。。。

いやいや、はみ出さないように塗ればいいんじゃね?
と思う方がいるかもしれませんが私には無理です。
ちなみに、私は水転写デカールのシルバリングってしたことがなくて、
もしかしたらデカール貼る前のグロスコートってしなくても行けちゃうんじゃないか、
ひと手間省いてもいいんじゃないかと考えていましたが、
今回のエナメル拭き取りの失敗を経験して、
やはりグロスコートは必ず行おうと固く決意しました。

ちなみにベルト部分はシルバーの上にエナメルのクリアーレッドと黒で細部塗り分けました。
これはまぁまぁ綺麗にできました。
もちろんちゃんとグロスコートしてから筆塗りして、
はみ出しはめっちゃ拭き取りましたけどね。
このクリアーレッド筆塗りの方がよほどキャンディ感が出てる気がしますw



ということで、全然キャンディ塗装できねーし、
エナメルのヤローはファレホを溶かしやがるし、
仮面ライダー大好きなのに仕上げに向けて全然テンションが上がりません!


なので塗装後のパーツを全部並べて気分を盛り上げます。
頭だけ組み立てちゃってますがw




塗り分け箇所アップ


組み立てます。




ベルトかっこいい。


最後に使用した塗料を紹介。

今回もすべてファレホです。
写真左から、
サーフェイサープライマー グロスブラック
メタルカラー クローム
メタルカラー ゴールド
モデルカラー 透明グリーン
モデルカラー 透明ブルー
モデルカラー 透明レッド
メタルバーニッシュ(グロスバーニッシュ)



完成写真は次回に持ち越してまとめます。

ではまた。

FRS仮面ライダーWSJ完成 さぁ、お前の罪を数えろ!

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フィギュアライズスタンダード仮面ライダーWサイクロンジョーカー完成しました。
特に改造するわけでもなく、ゲート跡を処理して気になる穴とかを埋めて、
ただ塗装して仕上げるだけだったのに、いろいろあって結局けっこう時間かかりました。

今回の収穫。
・ファレホでキャンディ塗装は困難
 もう少し手法は検討の余地があるが、ラッカーでのキャンディ塗装みたいなことはたぶん無理。
・ファレホはエナメル溶剤で溶ける
 バーニッシュでコートしてもたぶんうっすら溶けてるんでしょうかね。
 墨入れのはみ出しを軽くサッと拭き取る程度なら問題ないでしょうけど、
 溶剤たっぷり付けてゴシゴシとやるとしっかりと溶けます。
 ちょっと注意が必要だなということが分かりました(今さら。。。)。

ということで、当初の目的であった「ファレホでキャンディ塗装して仕上げる」は諦め、
結果ただのツヤあり仕上げになってしまいましたが、
これはこれでまぁいいか、ということで個人的には納得しました。



では完成写真の紹介にいきましょー。









塗装では失敗続きでしたが、キットとしてはすごくカッコイイですよ!
私は仮面ライダーWは本編はほぼまったく未視聴ですが、
カッコイイので大好きなライダーです。
やはり素のサイクロンジョーカーが至高ですかね。
タイトルの「さぁ、お前の罪を数えろ!」はあまりにも有名ですねっ!

参考に素組みの未塗装状態の写真も載せておきます。







なんかこっちの写真の方が立ち姿が決まってる気がしないでもないですがw
やはり未塗装だと質感がプラっぽいですかね。
ベルトなんかは赤一色だからおもちゃっぽさがありますし。
あと特に背中の穴が目立ちますね。
今回は背中の穴や武器用のフタパーツ、関節の肉抜き穴などを埋めて仕上げています。

つづいて各所アップです。



















よく見ると緑のパーツはパーツ毎の塗りムラというか、濃淡の差が出ちゃってます。
クリアー塗料は基本的に塗り重ねれば重ねるほど色が濃くなっていきますから、
その辺はクリアー塗料の特性が良く出ているというか。。。なんだかなー、って感じです。

最後に少し俯瞰からぐるりと。









当初は右半身のサイクロン部分はツヤありキャンディ塗装で、
左半身のジョーカー部分はツヤ消しのマットブラックで仕上げるつもりでいましたが、
結局両方ともツヤあり塗装で仕上げちゃいました。
まぁもう二度とツヤありのグロス仕上げはやらないと思いますけどね!w

ツヤをコントロールできればもっと作品に幅や奥深さが出せるのでしょうけど、
いかんせん私の腕とファレホの特性の組合せでは難しそうですし、
そもそも私の好みがツヤ消しで汚しを入れたいので、
おそらくツヤありテカテカ仕上げはやらないことでしょう。
今回は色々と勉強のためのキットでした(言い訳)。

でも仮面ライダーシリーズも大好きなので、
フィギュアライズスタンダードのラインナップは今後も手を出してみたいなと思います。
仮面ライダーW以上にカブトと電王が好きなので、
今後また気が向いたら買って作ってみたいと思います。
その時はがっつりツヤ消しのダメージ表現ありにしましょうかね。



今回は以上です。
この作品でストレスが溜まってツヤ消しとウェザリングをやりたい欲求が高まったため、
次作はお手軽仕上げでウェザリングに挑戦しようと思います。

ではまた。

HGUCガンダムMk-Ⅱ製作その1 お手軽仕上げでウェザリング

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今回はお手軽仕上げに挑戦してみたいと思います。
キットはHGUCガンダムMk-Ⅱ(REVIVE版)です。
私はMk-Ⅱが大好きでして、HGUCの他にMGもRGも当然積んであるんですが、
既に組んであって以前に素組みの紹介をしたHGUCのMk-Ⅱで行こうと思います。

最近はホビージャパンなどの模型雑誌でも、
週末簡単モデリングとか、スピードモデリングとか、簡単仕上げとか特集されてたりしますし、
世の中の仕事もやれ時短だ働き方改革だと宣っておりますので、
私も今回は時短・簡単・汚しだけしたい仕上げに挑戦してみたいと思います。

今回の仕上げのポイントは、
・ゲート跡の処理 →しません。
・合わせ目の処理 →しません。
・ヒケやパーティングラインの処理 →しません。
・よってヤスリ掛けは →一切やりません。
・パーツ洗浄 →しません。
・塗装は →しません。
・当然サフも →吹きません。
・細かい塗り分けも →まったくしません。
・デカール貼りも →面倒なのでしません。
・メタルパーツやその他アフターパーツも →使用しません。
・墨入れ →しません。
・ウェザリング →めっちゃやります。

これで行こうと思います。

本当はデカール貼るの大好きなのでやろうかなと思ったのですが、
大好きだけど面倒なので貼らないことにしました。
武器もがっつりモナカ割りで合わせ目が出ますが、一切処理しません。
火も包丁も使わない料理のごとく、
ヤスリも塗料も使わない模型で行きます。

いや、塗料を使わないはちょっと言いすぎですけどね。
実際使いますから。
でもエアブラシで全体的に塗装するようなことは一切なしです。

今回の製作スタイルが決まったので、
簡単に工程を書き出しておきます。
・仮組み状態からバラす ※全部バラしきらなくてもOK
・頭部のアンテナだけ先端を尖らせる ※これはやらないとかっこ悪いので
・最初にツヤ消しコートする ※ウェザリングが定着しやすくするため
・Mr.ウェザリングカラーでウォッシング ※墨入れ兼用
・エナメルでドライブラシ
・エナメルでスポンジチッピング
・各所の凹モールドにアクセントのレッドポイント貼付け
・最終のツヤ消しトップコートを吹く
・カメラ部分などに付属のシールを貼付け、UVクリアジェルを盛る
・組み立てて完成

これで大体3日~4日くらいですかね。
ウェザリングをどこまでやるかによっても変わりますが。

とは言っても、これができるのはそもそもHGUCのMk-Ⅱの出来が良いからなんですよね。
特に改修なんかしなくても、ただ組むだけでカッコイイMk-Ⅱが出来ますから。
ただやっぱり合わせ目は消したくなるし、いろいろヤスリも当てたくなるし、
各所を細かく塗り分けたりパーツを置き換えたりしたらもっともっとかっこよくなるのは十二分に分かってますが、
そこまで精度を上げて仕上げたい気持ちをグググっと堪えて、
なにもせずにただただ汚すだけの仕上げにします。



あぁ、また無駄に前置きが長くなりましたが、
では実際にいくつか写真を撮ったので紹介していきたいと思います。

まずはパーツをある程度バラしてツヤ消しコートします。
使ったのはファレホのマットバーニッシュです。
これはエアブラシで吹き付けてます。
私はファレホを使うのでエアブラシですが、
水性のプレミアムトップコートとかでも良いと思います。


と、ここでいきなり前言撤回なんですがww

関節と武器に使われている薄めのグレーの成形色があまりにしょぼく感じて、
いやMk-Ⅱの間接の色としては正解かもしれませんが、
武器の色もそれ一色というのがどうにも妥協しきれなかったので、
薄いグレーの成形色だけファレホメカカラーのガンメタリックを吹いちゃいましたw
これで関節と武器はガンメタリックになったということですね。
すみません、塗装しないと言っておきながらいきなり塗ってますがw
これだけ勘弁してください。
別に塗らなくてもウェザリングすればイイ感じにはなると思いますよ!
ちなみにサフ吹きも洗浄もやってません。
そのままエアブラシで吹き付けただけです。

では外装パーツを部位毎に分けてウェザリングしていきます。
私はツヤ消しコートして一晩乾燥させてから作業してます。
マットな質感になってて良い感じです。



まずはウォッシングから行います。
Mr.ウェザリングカラーのグランドブラウンを使いました。
希釈されていてそのまま使えますが、
ちょっと濃すぎるので専用の薄め液でかなり薄めて使います。
これはほぼ匂いはありません。

シャバシャバにしたものを平筆でパーツに塗ります。
上から下に流れるように塗ると説得力が出ます。
乾ききる前に、薄め液を染み込ませた綿棒で拭取っていきます。
これも上から下に流れるように、下の方が濃くなるように拭取ります。

拭き取りのムラとかはあんまり気にしなくても大丈夫です。
それも汚れの味になります。
左右で具合を変えても良いし、汚れが溜まりそうな場所は濃いめにするとか変化を付けても良いと思います。
ちなみにこれをやるとモールドに勝手に墨入れされます。
面相筆などでチマチマ墨入れしなくてOKです。
今回私はほぼ全体をウォッシングしましたが、
場合によっては全体ではなくパーツの下半分だけとかにして、
あとは拭き取りながら境目をぼかせばもう少し軽い表現もできると思います。

全体にウォッシングし終わりました。



つづいてドライブラシを施します。
エナメル塗料を筆につけて、写真のようにカサカサになるまで拭き取ってから、
パーツのエッジ部分を中心に少しずつ色を載せていきます。
今回はガンメタルを使用しました。



写真がブレてて分かりにくいですねw


お次はスポンジチッピングです。
これもエナメル塗料を使用しました。
スポンジは普通の台所用とかのもので問題ないです。
スポンジの目の粗さでも表現が変わると思うので色々試してみると良いかも。
私は小さめにハサミで切り出して適当に丸めて、
ピンセットで摘まんで塗料を付けて、
ドライブラシみたいに余分な塗料を拭き取ってある程度カサカサにしてから、
パーツにポンポンとスタンプしていく感じです。
今回はブラウンを使用しています。



塗料が付きすぎてると、単にベチャっと付くだけなので、
ある程度カサカサにしてから押し当てる力の加減で表現します。
汚れにも見えるし、サビのようにも見えるし、やり方次第で色々できそうです。

一通り全部のパーツに施しました。



これで完了でも良いのですが、チッピングにもう一色加えて汚しに味を出したいと思い、
エナメルのシルバーでスポンジチッピングを重ねました。
ブラウンと重ねたり、シルバーだけの箇所を作ったり。
新しめの塗装キズと、サビの混ざりだしたようなキズと、なんかそんな感じが出てればOKかと。




あとフレーム部分はガンメタリックに塗装しちゃいましたが、
せっかくの金属感を残したかったので、この色はツヤ消しコートしてません。
吹きっぱなしだと半ツヤくらいなのでそのままにしてます。
それだとドライブラシが乗りにくいのですが、
ブラックを同じ要領で擦り付けて汚れの表現を加えました。


最後に、シールを貼ってアクセントを付けます。
カメラアイや各所のセンサーっぽいところは付属のシールを貼って、
その上にUVクリアジェルを盛ってレンズのクリアパーツっぽさを表現しました。
えぇ、写真は撮り忘れましたw

もうひとつ、各所にレッドポイントを配したかったので、
ハセガワのフィニッシュシートの赤を細切れにして貼ってます。
これもいつも通りの手法なんですが、
わざわざ塗装したりプラチップ貼るのも面倒だし、接着剤も使わなくて良いし、
極小なのでちょっと切り出して貼るのは大変ですが、
私はこの方法がキレイに出来るので気に入っています。

これをフレームパーツや、外装パーツの凹モールド部分に貼っていきます。
ポイントは、モールド部分の全部に貼るのではなく、
半分とか端っこの方だけとかに貼るようにすると、
なんかロック機構の表示とかに見える気がするなーと思ってやってます。


ということで、これで仕上げ作業が終わりました!

あ、最後に仕上げのツヤ消しマットバーニッシュを吹いてますよ。
これも水性プレミアムトップコートとかでもOKです。
途中のエナメル塗料を使った汚しも、水性ホビーカラーとかでも同じことできます。
というかファレホでも良かったんですけどねw
一応、使った塗料なんかの写真です。



さぁ、なんと製作記事も詰め込んだので1回で終わっちゃいました。
次回は組み立てて完成披露です。

ではまた。

HGUCガンダムMk-Ⅱ完成 お手軽仕上げ ウェザリングのみ

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さっそく組み上げて完成しましたガンダムMk-Ⅱ。
前回の記事で作業工程を紹介しましたが、
今回はお手軽スピード仕上げで塗装なしの縛りで作成しました。
と言っても関節と武器だけはガンメタリックで塗っちゃいましたが。。。w

ざっくり言うと最初にツヤ消し吹いてウェザリングだけガッツリやって仕上げたって感じです。
ちょっと調子に乗って汚しすぎた気もしますが、
写真に撮るとこれくらいやりすぎた方が映える気がします。
(正直、ちょっとシルバーのチッピングがうるさすぎると感じてますが。。。)
今回はブラウン系でウォッシングとチッピングをやっているので、
陸戦仕様みたいな雰囲気のMk-Ⅱになりましたが、これはこれでアリかと。

実質、足掛け4日間の作業で、延べ12時間くらいの作業(乾燥時間除く)ですかね。
外装パーツは塗装なしの成形色を活かした簡単仕上げですが、
ツヤ消しとウェザリングするだけでこんなに雰囲気変わって、
塗装した完成品みたいにできるよという参考になれば幸いです。

では完成写真紹介しますー。
今回はけっこう枚数多めです。



まず武器類を持たない素の状態から。
手首のキットのままだからちょっとダサイですが。








































ここで一旦、素組み状態の写真をおさらいしておきます。
武器を持たせた写真しかなかったので。



全体をウォッシングして色味を変えているので、
やはり素組みとはだいぶ雰囲気が変わっています。
果たしてこれを「塗装してません!」と言い張って良いのかは分かりませんがw


では武器を持たせた状態の完成写真をどうぞー。


























武器なんかモロにモナカ割りだから合わせ目ガッツリですね。
まぁ今回はこれで良しとします。
各所のレッドポイントは貼って正解でしたね。
けっこう良いアクセントになっていると思います。


ちょっと他の過去作品と並べてみましたのでついでにどうぞ。
まずはジムカスタムと。

ジムカスタムも一通りのウェザリングを施してますが、
Mk-Ⅱに比べるとかなり大人しめな汚し具合です。

ギャンと。

ギャンもガッツリ汚したつもりでしたが、
Mk-Ⅱと並べるとそんなに派手な汚しではないですかね。
やはりMk-Ⅱはちょっと汚しすぎたか。。。

ガンダムと。

ガンダムは軽~くしか汚してないので、ほぼキレイ仕上げに見えますね。

次はMGのウイングプロトゼロと。

ゼロは汚し無しで仕上げたので雰囲気がかなり違いますね。

直近の仮面ライダーWサイクロンジョーカーと。

いろんな意味で違いすぎて参考になりませんが。。。
FigureriseStandardシリーズは仮面ライダーとULTRAMANを作りたいと思っているので、
キレイ仕上げじゃなくてツヤ消し汚しあり仕上げでやってみたいと思います。



まとめ。
今回はアンテナの先端を尖らせた以外はまったく工作をしていないので、
色々と甘いところや、本当は手を加えたいところがいっぱいあるのですが、
そういうのをぐぐぐ~っと我慢してスピード重視で完成させることを目標にしました。
とは言ってもウェザリングでかなり時間使ってるので、
それなりの作業量と作業時間がかかってますけども。

こういう仕上げ方はHGよりもMGクラスのキットでやった方が良いのかもしれないですね。
HGよりもっと色分けがされててモールドも細かくシャープだし、
大きいので必然的に時間はかかると思いますが、
成形色を活かした簡単仕上げでも十分に映える作品が出来そうな気がします。

何度か書いてますが、HGだとどうしても「ここは手を入れたい」って箇所がいっぱいあるんですよね。
それがMGだと出来が良いから妥協しやすいかも。
そもそも私の工作スキルだとMGなんていじるとこなんか無いですからw
今度気が向いたらMGでも挑戦してみたいと思います。



今回は手の遅い私としてはかなり頑張って早く仕上げられたと思います。
逆に、ろくに塗装もしてないのに4日もかかるのかよ?と思われるかもしれませんがw
でも良いウェザリングの勉強になりました。
もう少しスケール感を意識して汚しができたらなーと思います。

ではまた。

DIYで漫画用の本棚を作るその1 1×6材と水性ステイン塗料

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今回は少し趣向を変えてDIYの記事をアップしようと思います。

リビングに漫画本を置いていたのですが、
独身時代から使っていたIKEAのやっすい棚で、
もう歪んでるし棚の高さも変えられなくてスペースもったいないし、
漫画スペース拡張したいしということで、自作しました。

確か4月末頃に作りました。
構想、簡易図面作成をあらかじめ行っておいて、
材料の買い出しに1日、
木材の塗装に1日、
組み立てに1日くらいな感じで完成させました。

現地を実測して図面を描いて寸法を決めておいたので、
ホームセンターに行って材料を選んだら、
そのまま加工サービスで欲しい長さに切断してもらいました。
楽チンなのでオススメです。

よく2×4(ツーバイフォー)材って聞いたことある方は多いかもしれませんが、
今回は1×6(ワンバイシックス)材だけを使用して作成しています。
ツーバイフォーってなんぞや?って方はご自分で調べていただくとして、
規格表を載せておくので参考にしてください。

私はこの中の1×6材を使ったので、
断面寸法が19mm×140mmの木材ってことですね。
キッチンカウンターの出寸法がおおよそ130mmだったので、
1×6材の寸法が近く、しかも漫画の単行本のサイズがちょうどいい感じでした。
また、置くのが漫画本なので棚板の厚さは19mmあれば十分だと判断し、
かつ柱も同じく1×6材を800mmピッチで建てれば十分だろうと考えました。
あまりスパンを長く飛ばすと本の重みで歪んだり、
安定感に欠ける可能性がありますから、
まぁ900mmピッチ前後で建てれば十分だろうということで。
まぁテキトーですけどね。
厚みも19mmあればビスも使えますし。

いわゆるツーバイフォーって規格の話なので、
先ほどの規格表のサイズに加工されていれば材質はなんでも良いらしいのですが、
ホームセンターで良く見かけるのは、ホワイトウッドとかSPF材のようです。
SPFっていうのは、
S=スプルース(えぞ松)、P=パイン(松)、F=ファー(もみ)の頭文字を取ったもので、
けっこう混ぜこぜになって売られているようです。
アメリカとかカナダ原産が多く、
構造材に使えるうえに成長が早くて用途が広いので安く買えるようです。
材質的には柔らかくて加工しやすいのでDIYにも多く使われているんですね。

長さもいろいろ売られているので、
自分の計画に合った長さで買って、
私のようにホームセンターでカットしてもらうと楽ですね。
ただ、長物を買う時は、材料の反りに注意しましょう。
特に1×6材などのように薄くて幅広い材料は反りが多いです。
1枚ずつ確認してなるべく反りが少ないものを選んだ方が無難だと思います。



ということで前置きはこのくらいにしておいて、
実際の作業写真を紹介していきたいと思います。

まず設置場所のビフォー写真です。
ちょっと生活感丸出しなので嫁に怒られそうですが。。。



このリビング側に跳ね出しているキッチンカウンターの下に棚を作ります。


まずは材料の塗装からです。
ホームセンターで買って寸法カットしてきた材料を塗装します。
材料そのままの色だと味気ないし、他の家具の色に合わせたいし、
材料の耐久度も上がるので塗装した方が良いかと思います。
特に屋外で使う場合は対候性、耐腐食性の塗装は必須です。

今回は天気が良かったので庭で塗りました。
材料はこんな感じです。




ちなみに、ホームセンターでカットはしてもらえますが、
カットした小口はこうやってバリが残って毛羽立ってます。
これだとかっこ悪いので、ヤスリで削って均しておきます。


ヤスリはこれが使いやすそうだったので一緒に買いました。


ついでに塗料の乗りがよくなるように、
全体的に軽くヤスリを当てておきました。
ガンプラ風に言うとゲート跡の処理と表面処理ですよ。
DIYでも表面処理しなくちゃいけないんですねー。
私ホントに表面処理が嫌いなんですけどねー。
まぁガンプラと同じでやってもやらなくてもどっちでも良いんですけど、
やらないよりはやった方が綺麗に美しく仕上がるかなと思います。
まぁ個人の自由なので、お好みに合わせてください。


で、使った塗料はコチラ。

いわゆる水性ステインの塗料です。
ステインってなんぞや?ってことは気になる方は調べていただくとして、
ざっくり簡単に言うと、木材に染み込んで色を付ける塗料って感じです。
一般的なオイルペイント塗料っていうのは、
材料の表面に塗膜を形成して色を付けるものなのに対して、
オイルステイン塗料っていうのは塗膜は作らず染み込んで発色させます。
なので塗膜の厚みを考慮しなくてOKです。
水性ステインっていうのはそれの水性バージョンってことですね。
はい、ガンプラ同様、もちろんここでも水性塗料を使いますよ。
それに水性ステインって扱いやすいし、当然匂いもないし、
色ムラにもなりにくいし、簡単に仕上がりが綺麗になるのでオススメです。
一応材質との相性もあるので良く調べた方が良いと思いますが。

写真を見てもらうと分かるように、
これはハケとかローラーではなく、スポンジで塗り込みます。

こんな感じで少しすくって木材に刷り込んでいく感じです。
この塗料はプリンみたいな感触ですが、
良く伸びるのですんごく塗りやすいです。

塗るべし、塗るべし、塗るべし。






本来はある程度乾燥したら、
タオルなどを使って木材表面の余分な塗料を拭き取って落とします。
この拭き取りの際の力加減次第で仕上がりの雰囲気がちょっと変わります。
強めの力でしっかり拭き取れば特にエッジ部分なんかはかすれたような表情になり、
一気にアンティーク感が増したりします。
が、今回は拭き取らずにしっかり乾燥させて完了としました。


さて、いよいよ組み立てて、、、と行きたいところでしたが、
ちょっと長くなってしまったので、組立工程は次回に回したいと思います。

たまには木材を扱うのも良いですよ。


ではまた。

DIYで漫画用の本棚を作るその2 1×6材、ディアウォール、ガチャレール

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前回の続きで、塗装した材料を組み立てていきます。

柱(というより壁だが)は、ツーバイ材を用いたDIY用に売られている、
「ディアウォール」という商品を使って、床とカウンターの間に立てています。
このディアウォールはビスや釘を使わずに、
バネの力で突っ張って支えるという方法で自立させます。
内法有効寸法マイナス40mmに合わせて材料を切断し、
上下にこのディアウォールを被せて突っ張るだけです。

超簡単。
今回私は1×6材を使ったので、ちゃんとそのサイズに合ったものを選ばないとダメですけどね。
壁や床に穴を開けなくて良いので、賃貸住宅に住んでる方にも優しい商品です。
とは言っても水平垂直をしっかり出すのはけっこう厳しめです。
すぐ動くし。
もうアングルとビスで壁に打ち付けてやりたい気持ちがこみ上げてきましたが、
ぐっと我慢してちょこちょこ微調整しながら組み立てました。
まぁ私の場合は壁に穴開けても全然OKなんですけど、
石膏ボードの裏の下地がちょうど良い位置に居ないのでしょうがないですね。

てな感じで、柱を立てて、棚板を渡して組み立てていきます。





完成しちゃいましたw

棚板は可動式にしたかったので、アングル材で固定させず、
棚受けの金物で高さを変えられるガチャレールを使いました。
このレールは柱材へビスで固定します。
ちゃんとレールの厚みと柱材の厚みを考慮してビスの長さを決めないと、
短すぎると固定が甘くなるし、
あまり長いビスを使うと反対側に貫通するので注意です。



あと左右でちゃんとレールの高さを揃えないと、
棚板を渡してみたら斜めになっちゃったってなるので、
高さの位置決めは慎重に行う必要があります。



てことで無事完成したので、実際に漫画本を並べてみました。




うん!個人的には大満足!
家族にも好評だったのでヨシとしましょう。

足元はホコリが溜まりやすいので、
掃除がしやすいように最下段は上げて組みました。


高さの関係上、もう一段漫画を入れたいけど入らなかったので、
空いたスペースには小物やら娘のポケモンプラモを飾ったりすることにしました。




しかし、、、私と嫁の漫画を入れたらもうほぼ埋まっちゃいましたw
本棚が少なかったのでなるべく漫画を買うのを控えるようにはしてたのですが。。。
まだまだ欲しい漫画はいっぱいあるので、
早く次の棚を作らないとダメですねw



最後に、今回の費用についてですが、
材料や塗料の費用もろもろと、スポンジやヤスリの消耗品を含めて、
合計で約20,000円でした。
工具類は一通り持っていたので費用に含まれていません。
既製品の本棚を調べてみると、今回の棚の1/3程度の大きさで20,000円くらいしますから、
まぁ既製品を買うよりは断然安く済ませることができたかなと思います。
スパンや棚板の高さを自由に設定できるのも良いところですね。
あと費用の内訳的に、けっこうなウェイトを占めたのはガチャレールと棚受けの金物でした。
棚の奥行はそんなに無いですけど、
レール1本だけでは棚板がひっくり返って落ちちゃいますから、
どうしても1スパンに2列のレールが必要になりますので、
構造的にしょうがないんですけど、ちょっと割高感がします。
これが可動棚じゃなくてアングル等で固定棚にするのであれば、
費用はもっとぐっと抑えられると思います。
まぁそこは用途に応じてですね。


ということで、たまにはDIYもやってみようのコーナーでした。
バッテリー式の丸ノコが欲しいなぁと思いました。

ではまた。

RE/100シャッコー 素組み紹介

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ちょっと期間が空いてしまいましたが、一応それなりに模活してます。
最近は自宅の模様替えや部屋の引越しをやってます。
子供の成長に合わせて私の模型部屋も引越しです。
この際机やらコレクションケースやら諸々新調したり、
DIYで収納棚なんかも作っていこうかなという感じです。
ついでに私と嫁の不要なものを整理して捨てたりリサイクルショップに持って行ったり。
快適な模型部屋を作るぞー。


さて、今回のお題はRE/100シリーズからシャッコーです。
プレミアムバンダイの受注生産品なので一般販売ではないです。
まぁ、シャッコーですからね。。。
まさかシャッコーが出るとは思いませんでしたよ。
私にとってのテレビでのファーストガンダムはVガンダムでしたから、
シャッコーも当時の記憶でなんとなく覚えてますよ。
なんだコイツの目は?土偶か!??って思った記憶があります。
今見てもVガンダムに出てくる非ガンダム系MSは異質で斬新なデザインのものが多いですよね。
全体のフォルムもどこか有機的というか生物的というか。

まぁそれはさておき、そんなシャッコーがRE/100で立体化と知った日には、
もうソッコーで予約ボタンをポチリましたよね。
で、つい先日発送されて、無事に手元に届いて、
いつもなら当然積むんですけど、
シャッコーはすぐ組めそうだし、
気分転換にいっちょ仮組みするかと思い立ち、
届いたその日に組み上げました。

いやー、買ったその日に作るっていつ以来だろうか。。。

で、気付いたんです。
買ったその日に作れば積まずに済むのだと。。。
まぁ仮組みだけなんで、当然仕上げて「完成」するわけではないんですが、
少なくとも積みプラの山にさらに箱を積むことはないと。。。!
今回その日に作って実感しました。

。。。当たり前ですけども。

キットのボリュームによっては買ってすぐ組むのはしんどい場合もありますが、
なるべく早く組むように心がけたいなと思いました。
そして積みプラの山も、部屋の引越し・構築が終わったら、
どんどん組んで減らしていきたいと思います。
仕上げて完成させるのは、まぁ変わらずボチボチとやっていければいいかな。



またどうでもいい前置きが長くなりましたが、
ということでシャッコーの紹介に行きます。
まずは箱絵から。
プレバンだけどカラーです。


相変わらずポーズは無しです。








このねぇ、シャッコーのオレンジ色がたまらなく良いと個人的には思うんですよ。
もちろんキットのスタイルもかっこいいし、作りやすいし、良キットなんですが、
このオレンジの成形色がイイ!
手持ちのキットのオレンジ系と比べましたが、同じオレンジは無かったです。
この色って、けっこう理想的なオレンジイエローに近いんです。
理想的って、もちろん私個人の理想ですけども。
ガンダム系のいわゆる黄色は、これくらいオレンジに振ったオレンジイエローが好みです。
そのドンピシャのオレンジイエローがファレホには無い辛さ。。。
水性アクリジョンには好みのオレンジイエローがあったんですけどねぇ。。。


つづいて各部アップ。




















だいぶ独特の形状をした機体なので、
もちろん完全新規造形で流用は無しです。
作っててもパーツ形状が新鮮なので楽しめました。


それからこのビームシールドがなかなかすごい。
写真だと伝わらないと思いますが、表面は立体的な起伏形状があり、
エフェクトも綺麗でしかも偏光シールだから角度によって光ります。
かっこいいです。













最後にいくつか他キットと並べてみました。
まずは同じVガンダムから、同じくRE/100シリーズのガンイージと。
あ、そういえばガンイージは素組み紹介してなかったな。。。


MGのV2アサルトバスターと。


上記の機体はいずれも15m級の小型MSという設定なので、少し小さめサイズです。
一般的な18m級の機体と比べると一回り小さいです。
ということで代表のRX-78ガンダム(THE ORIGIN版)と比べて。

やはり小さめサイズ。。。

スケール違いですが、1/144のガンダムMk2とユニコーンと並べて。

Mk2は18m、ユニコーンは確か22mくらいの機体身長でしたかね。
大型MSなんで1/100の小型MSとほとんど同じ大きさです。
スケール感がよく分からなくなりますw



以上、RE/100のシャッコーでした。
RE/100シリーズなので凝った内部フレームは無く、サクサクと組み立てられます。
独特の機体形状も組んでて楽しいです。
色数も塗り分けも少ないので、仕上げるのもそんなに時間がかからなさそうです。
Vガンダムシリーズの展開が続いてくれると嬉しい限りですね。
旧キットも持ってるので組まないと!

ではまた。

ファレホでメタリック表現 サンプルその1

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おぉ、、、1ヵ月以上も更新が途絶えてしまいました。。。
お久しぶりでございます。
まぁもともとそんなに更新頻度の高いブログではないですし、
実はこの間に完成品増えてました!とかも全くないので問題ないですねw

別に誰も興味ないと思いますが、6月に主に何をしていたかというと、
自宅の模型部屋の引越しを行ってました。
今の自宅を購入した際に嫁といろいろ相談して、
夫婦の寝室と、子供部屋と、そして私の模型部屋のレイアウトを決めました。
当初から子供は2人の想定でいたのですが、
実際に上の子が来年から小学生になるにあたって、
やはり当時の構想から方針転換をすることになりました。

私は今の模型部屋をもう終の棲家とすべく構築していましたが、
今回の方針転換により、模型部屋を引越しとなったのです。
まぁ正直悪い話ではなく、これを機にあーしたいこーしたいを色々考えなおして、
家具や収納も買い直したり、不要なものを手放したりといろいろやりました。
結果新しい模型部屋はかなり満足のいくものにすることが出来たのですが、
その代償として1ヵ月以上まともに模活ができませんでした。。。

でもいろいろと整理整頓もできたし、非常に快適になったし、
そもそも自宅に模型部屋を持たせてくれるケースもなかなか少ないでしょうから、
それだけでも恵まれてるなと感謝なんですけどね。
その中でも今回の再構築でもっとも拘ったのが、
作業スペース、塗装ブース、撮影ブース、PC環境の常設です。
まぁPCはノートPCを1台置いてるだけですけど、
それぞれを移動したり片付けたりすることなく、
同時並行で作業できるように構築しました。
もうこれだけで最高です。

あとはもうクローゼットの中いっぱいに詰まった積みプラをどんどん作って、
完成品をバンバン仕上げていくだけです!
と言ってもペースは今までとそんなに変わらないでしょうけどw
最近は夜子供と一緒にすぐ寝落ちしちゃうので、
睡魔が最大の敵だ!
1日3時間睡眠で元気に過ごせたらいいのに(無茶)。



ということで、更新していなかったけど完成品もなにも増えてない残念なブログですが、
記事にしたかったネタがいくつかあるので、
しばらくはその辺りを更新していけたらなと思います。


ネタのひとつはファレホのメタリック表現について。

これはもうなんか色々と残念すぎてお蔵入りにしようかと迷いましたが、
同じように悩んでいる方もしるかもしれないと思い、
まぁ半ば失敗を晒すだけのような記事ですが紹介したいと思います。

失敗事例は仮面ライダーWの塗装で十分に晒しましたが、
やはりあのメタリックグリーンの塗装がどうにも納得がいかず、
もう一度ファレホのメタリック表現についてまとめてみようと思いました。
まぁその結果も散々なものになるんですけどね!ww

まずはファレホでキャンディ塗装をしようと思うとどうなるのか、
改めて塗装サンプルを作ったので確認してみましょう。

サンプルの台紙はハイキューパーツの商品です。
塗装面が白一色のタイプもありますが、
私は向かって左側が黒、右側が白のタイプを使っています。
これで下地の色の濃さがどう影響するかも確認できるので便利です。
今回はメタリックの下地にファレホメタルカラーのクロームを使いました。
その上にファレホモデルカラーの透明色(クリアーカラー)を重ねて吹きました。

するとどうでしょう!
メタリック感がまったくありません!
一応、それぞれのサンプルの上半分にはさらにメタルバーニッシュを吹いてツヤを出しています。
が、まったくギラギラしません。

まぁまず大前提として、金属色のサンプルはスプーンなどの曲面に吹いて作らないと良く分からん!
というのが最も大きな失敗ではありますが。。。
まぁここではそれはちょっと置いておいて。。。

いや、それを差し引いてもメタリック感ゼロですよ。
いわゆるキャンディ塗装のハズなんですが、
ただのソリッドカラーのベタ塗りですよこれは。。。

一応解説しておくと、

右側がメタルカラーのクローム下地の上にモデルカラーのクリアーグリーン重ね吹きです。
仮面ライダーWで使ったやつですね。
メタルバーニッシュの効果すら分かりません。
で、左側が同様にクリアーブルー重ね吹きです。
あら、鮮やかで綺麗なブルーですね!って感じ。
メタリック感が無いどころか、メタルバーニッシュ吹いた上半分は曇って逆効果という。。。
なんじゃそれ。どうしろっていうんや。。。
その隣に調色したクリアーパープルを吹いたものがありますが、
もう残念すぎるので割愛しますw

お次に、

右側が同様にクリアーレッドを重ね吹きしたもの。
左側がクリアーイエローを重ね吹きしたもの。
その左にクリアーオレンジを重ね吹きしたものがありますが以下略。

ということで、結局ファレホのクリアーカラーを使用したキャンディ塗装は不可能、
というのが私の中での結論となりました。
まぁ今回のサンプルは曲面ではないので反射とかが分かりにくく、
メタリックのサンプルとしてはそもそもイマイチという面はあるにしてもです。
だって、まずクリアーカラーがツヤ消しですぜ?旦那!?
そりゃ無理でしょうよ。。。
やはりファレホはこういうキャンディ塗装みたいな使い方を想定してないんですかね?


他にもいろいろと無駄なサンプルを作ったのですが、
ちょっと長くなったのでまた次回にしたいと思います。
やはりもう少しマメに更新していきたいので、
ネタは小出しにする方向でいきますw
本当どうでもいいですね。

ではまた。

ファレホでメタリック表現 サンプルその2

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前回の記事に引き続き、ファレホのメタリック表現についてです。

まずはキャンディ塗装は一旦置いておいて、
単純にメタリック系塗料のサンプル紹介をしたいと思います。

まずはやっぱり一番気になるゴールド系から。

サンプルの台紙は前回と同じ、真ん中で白下地と黒下地に分かれている物を使用しています。
当然全てファレホの塗料です。
向かって左から、
メタルカラー ゴールド
ゲームエアー ポリッシュドゴールド
ゲームエアー グロリアスゴールド
ゲームカラー グロリアスゴールド
いずれも上半分はさらにメタルバーニッシュをコートしています。

やはり曲面ではないサンプルなのでメタリック感は伝わりづらいと思いますが、
今回のサンプルはちゃんとメタリックしてるんですよ!

ちょっと個別に解説を。
まずメタルカラーは本当に粒子も細かく、サラサラっとして吹きやすいんですが、
隠蔽力が高く、簡単に綺麗に仕上がります。
エア圧は通常のファレホを吹く時よりもちょっと低めにした方が良いかも。
どちらかと言うと白金に近い、上品な感じの金色ですね。
専用の溶剤も必要なく、通常のファレホのシリーズと同じ感覚で使えるので、
非常に使いやすいと思います。
メタルカラーシリーズにはもっといろんな色味の金色があるととても嬉しいのですが、、、
現状この白っぽい色味のゴールドだけなのが残念なポイントです。

次にゲームエアーのポリッシュドゴールドとグロリアスゴールド。
ゲームエアーなのでもともとエアブラシで吹き付けやすい濃度に希釈されているため、
どちらも非常に吹きやすいです。
ただちょっと隠蔽力が弱いですかね。
それぞれ黒下地の側の方が暗い仕上がりになっていますから、
ちょっと下地の影響を受けやすいようです。
個人的には黒下地で吹いた方が好きな色合いですが、
正直、金色吹くから下地は絶対にツヤあり黒じゃなきゃダメ!ってわけでもないと思います。
欲しい色味に合わせて下地色を選べば良いかと。

最後にゲームカラーのグロリアスゴールドです。
これはなにとぞさんもかなり気にしてらっしゃいましたが、
やはりゲームエアーとはかなり色味が異なります。
同じ名前の色なのに!w
たぶん個体差じゃないと思いますね。
もう容器の外から見ても明らかに色味が違いますし。
ただ、私の購入したゲームカラーのグロリアスゴールドは、
中身が超ドロッドロでした。。。
振っても全然撹拌されないくらいドロドロw
え、これ不良品??とちょっと疑うレベルでしたがw
でも少し希釈して吹いたら問題なく吹けました。
この辺は何が正しいのかよく分かりません。
でも個人的にはかなり好みな色合いです。
そしてゲームエアーに比べると隠蔽力が抜群に高いです。
もう下地の色は関係ないですw

他にもメカカラーのゴールドがありますが、
だいぶくすんだ感じの色味の金なので、
たぶん私は使うことはないと思います。
今回もサンプル作りすらパスしましたw

ということで、金色はこの4種類を適宜使い分けるようになると思います。
色味もそれぞれ特徴があるので、
塗り分けで色味を少し変えたりしてもかっこよくなりそうです。
でも百式の金色はどれ??と言われたら、正直ちょっと迷いますねーw
まぁ実際に百式を仕上げるときにまた悩むとしましょう。



つづいてシルバー系とオマケで銅です。

これもあまりメタリック感が伝わらないサンプルですが、
実物はちゃんとメタリックしてますよ!
向かって左上から、
メカカラー ダークスチール
メカカラー ガンメタル
左下から、
メタルカラー クローム
メタルカラー ガンメタルグレー
メタルカラー カッパー
こちらもそれぞれ上半分はメタルバーニッシュでコートしています。

上段のメカカラーの2種類は、私としてはもう実績も十分で、非常に使いやすいです。
仕上がりも非常に綺麗ですし、隠蔽力が高いので簡単に綺麗に吹けます。
メタルカラーに比べるとちょっとギラッとというか、ザラっとした感じの仕上がりです。
ちなみにメカカラーはけっこう希釈して吹いた方が良いと思います。
メーカーの説明はエアブラシでそのまま吹けるとありますが、
絶対に希釈した方が簡単に綺麗に吹けます。
希釈率はテキトーですけどねw
メカカラーも塗料によってドロっと具合が全然違うので、
その状況を見て感覚でなんとなく希釈してます。
参考にならなくてすみませんww

下段はメタルカラーシリーズから。
中央のガンメタルはちょっと色々実験したので見苦しいサンプルですがw
先ほどのゴールドと同様、非常にきめ細やかな粒子でサラッサラの塗料です。
このシリーズは希釈不要です。
そしてやはり隠蔽力が高く、簡単に綺麗に吹けます。
ゴールドと違って、なぜかシルバーは無駄に大量に種類があります。
カタログのサンプル見ても全然違いが分からないし、
というかそもそもファレホのカタログの色味はほぼ参考になりませんがww
売り場で容器の外側から見ても違いが全然分からないです。
私はとりあえずクロームとガンメタルグレーを購入しましたが、
まぁこれくらいの色味の違いあると色々使えるかなと思っています。
クロームなんてかなり美しいシルバーですよ。
カッパーもかなり好きな色味なので、
塗り分けやアクセントで使っていきたいなと思います。



ということで今回は以上です。

やはりみんな気になる金・銀・銅。
他にもファレホでメタリック系塗料は色々あるかと思いますが、
色々ありすぎてもう良く分からないし、全部買って比べるのも面倒なので、
私はとりあえず今回紹介したあたりの金銀銅があれば十分かなと思っています。

しかし、、、これだけ優秀な金銀銅が揃っているのに、
なぜクリアーカラーや蛍光カラーは本当に使いづらくて用途不明なんでしょうか。。。
ファレホでキャンディ塗装したかったなー。
そうすればラッカー系に負ける要素はほとんど無いと思うんですがねー。

といいつつ、次回はまたキャンディ塗装や他のメタリック表現の紹介をしようと思います。
悪あがきってやつですね。

ではまた。

ファレホでメタリック表現 サンプルその3

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さてさて、ファレホのメタリック表現の第3弾です。
前回は金銀銅のメタリック塗料を紹介しましたが、
今回はまたキャンディ塗装についての悪あがき記事です。

ファレホでキャンディ塗装、、、と言いつつ、
その実もうかなり諦めモードなので、
この際手持ちの他の種類の塗料も使って試してみます。
いきなり脱線ですw

てことで、冒頭の写真の紹介。

前回までと同じ白黒のサンプルカードを使っています。
すべて下地はファレホメタルカラーのクロームです。
向かって左から、
モデルカラー クリアグリーンを上吹き
水性アクリジョン クリアグリーンを上吹き
モデルカラーのクリアグリーンとメタルバーニッシュを1:1で割ったものを上吹き
エナメル クリアグリーンを上吹き
それぞれの上半分にはさらにメタルバーニッシュでコートしています。

んん!
相変わらず曲面ではないのでメタリック感は伝わりにくいと思いますがw
実物を見るとやはりアクリジョンやエナメルのクリアカラーを使った方が、
圧倒的にキャンディ塗装感が出ます!
たぶんもう何回か重ねて吹くと良い感じになりそうです。

まぁ、普通そうなると思うんですよね。。。
ファレホのクリアカラーがおかしいだけで。。。
ダメ元でクリアカラーとメタルバーニッシュを最初から1:1で割って吹いてみたりしましたが、
単に薄くなるだけで全然メタリック感は出ませんwww
これは塗り重ねてもまったく期待ができないのが吹いてて分かります。

この結果を見てもやはりファレホはキャンディ塗装に向いてないんだなと実感します。
アクリジョンとエナメルはおそらく曲面パーツにもっと厚く吹き重ねてやれば、
ギラっとしたキャンディ塗装ができそうな感じがします。



でもまだ諦めない!
まだ手持ちのファレホはあるんだ!
そいつらもどーせダメだろうけど、せっかくだから吹いてみましょう。

な、なんだこりゃ、、、
こいつらもまったくメタリック感が出ねぇ。。。
まぁ分かってましたけどね!
一応左から、今回下地にクロームは吹いてません。
メカカラー メタリックグリーン一発
メカカラーのスチールとモデルカラーのクリアグリーンを混ぜて吹付
メタルカラーのクロームとモデルカラーのクリアグリーンを混ぜて吹付

もうね、よく分からんですよ。
メカカラーのメタリックグリーンについてはもはや、
お前なんだよその色!?って感じで使いどころがまったく想像できないし。
てかそもそもメタリック感ねぇーよと言いたい。

右二つはクリアグリーンに最初からメタリック塗料混ぜちゃえばいいんじゃね!?と思って、
これだったらいけるだろうと吹いてみましたが、
クリアグリーンのクセが強いんじゃぁ~。
せっかくスチールとクロームは良いメタリックなのに、
クリア塗料がその全てを台無しにする感じです。
はい終了です。



いや、まだ私には試していないものがある。。。
そう、メカカラーの蛍光塗料が!
これだけクリアカラーが使えないので期待はできませんが、
前に単独で蛍光塗料を吹いてみたらけっこう透過性があったので、
これならクリアカラーよりも下地のシルバーを活かしてキャンディっぽくできるかも!?
と思い立ってサンプルを作ることにしました。

さらにもう1点、思ったことは、
メタルカラーのクロームは非常に綺麗な銀色なんですが、
粒子がキメ細かすぎてギラギラ感があんまりないんですね。
なので、もうちょっとギラギラ感の強い方が上吹きしても効果が出るかもと考え、
下地をメカカラーのスチールとガンメタリックにしてみました。
スチールはほぼシルバー、ガンメタリックはけっこう暗めなので、
重厚感のあるキャンディ塗装にできるのではという考えです。

では紹介。
違いが比較できるように、クリアグリーンと蛍光グリーンの両方で作りました。

ははっ、まぁ思ったとおりだけどね。
やっぱり全然メタリック感が出ません!
一応説明しますと、
左上 メカカラー スチール下地でモデルカラー クリアグリーン上吹き
右上 メカカラー ガンメタリック下地でモデルカラー クリアグリーン上吹き
左下 メカカラー スチーツ下地でメカカラー 蛍光グリーン上吹き
右下 メカカラー ガンメタリック下地でメカカラー 蛍光グリーン上吹き

少しだけ期待した蛍光カラーもまったくダメです。
きったねぇ緑ですよ、なんじゃこの色は。。。


ってことで、今回は色々試してみたのを紹介しましたが、
いずれも徒労に終わった感が半端じゃないです。
全然メタリック感が出ないし、こんなのキャンディ塗装じゃない。
かといってこの表現の使い所が他にあるかというとまったくありません。

まぁ、使えない、ということがハッキリと分かったのでヨシとしましょう。
もうファレホでキャンディ塗装は完全に諦めます。

なので次回はエナメルでキャンディ塗装をやってみた、
をお送りしたいと思いますw
えぇ、諦めが悪いんです。
というかここまで色々試してことごとく失敗したら、
なにか収穫を得て終わりにしたい!という思いです。


ではまた。
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